ウェブ ストレージ サービス 間にあってます?
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って何よ?ウェブ ストレージ サービス というのは、Internetで接続したウェブ上に ファイルを保管できる仕組みで、 保存したファイルを自分でダウンロードするだけではなく、 公開 (シェア と言う) することもできます。 単純な Web 上のファイル倉庫と異なる点は、この「シェア」に尽きます。 「シェア」に主眼を置いていくつかのサービスを実際に利用して、各サービスの試用レポートにまとめてみました。 |
利用上の注意どのサービスも安全性・信頼性や個人情報の保護を謳っていますが、 所詮無料サービスですから、期待せずにいるほうが良いでしょう。 ネット上の自分の人格を託した独特のユーザ名 (ID/ハンドル等) を 用いている場合など、 どこかから何かが漏れたら全てつながってしまうことに配慮して アカウントを取るようにしましょう。 この種のサービスが突然つながらなくなるのは日常茶飯事で、 ファイルが消えてしまうこともあります。操作に混乱したために、 あるいはエラーのために、匿しておくべきものが意図に反して 公開されてしまう危険性もあります。 大切なものは複数のサービスに分散させたり、確実に暗号化しておきましょう。各サービスの利用規約には、運営者にはまったく責任はないが 利用者にすべての義務があるみたいな適当なことしか書いてないですから、 何が起きても自己責任で済ませられる範囲内で利用しましょう。 そのルールはこのドキュメント自体にも適用して下さい。 あくまでも私個人の主観で判断していますので、 書いてあることをそのまま信じてエライ目に遭っても関知しません。 無知ゆえに意図せず脱法行為を勧めているかもしれませんが、 ご自身で善し悪しを判断して下さい。 あなたが未成年者なら、不安に感じたことは保護者の方に相談して下さい。 転送速度の速い遅いもネットワーク環境によって異なるので ご自身でお確かめ下さい。 |
メールアカウントウェブ ストレージ サービスのアカウントの取得には、たいてい メール アドレス が要求されます。 サインアップ後、活性化キーの URL がメールで届き、その URL にアクセスして 初めてアカウントが有効になるところが多いです。 どこかから個人情報が漏れた場合にも実生活に悪影響がないように アカウントを匿名で取得したい場合など、 もし現在インターネット接続プロバイダのメールアカウントしか持っていないなら、 どこかのウェブメールのアカウントを取りましょう。 Microsoft アレルギーでなければ、hotmail はどこから出しても着くのがけっこう早いです。 匿名で利用したいときには、覚えやすいアカウントなどまず取れないことも マイナス面ではありません。 ウェブメールが面倒なら、転送の可能な bigfoot 等にアカウントを作り、 いつも使ってる pop3 な mailbox に転送設定するという手もあります。 geocities に アカウントがあるなら、それでもいいですね。 各種のアカウント取得に個人情報を求められたら、正直または不正直に答えましょう。 パスワード忘れたときに再発行してもらおうとすると 誕生日等を聞かれたりすることもあるので、 架空の個人データを使うにしても統一するか記録しておくといいでしょう。 ウェブ ストレージ サービスにはおまけのメールアカウントが ついてくるところもあるので、 あらかじめ余分にメールアカウントをとると面倒なことになりがちですので、 メールはなるべく集約させましょう。 同じサービスに複数のアカウントを取る場合には、同じメール アドレスでは拒否される場合もあるでしょう。 アカウントを取得したら、面倒でも URL と登録したメールアカウントと Username と Password を控えておきましょう。 ※ 無料メールをはじめ、Internet上の各種無料サービスが 「タダモノではない!」 に網羅されています。 この Free Web storage Sevice Maniacs を書くにあたっても、ずいぶん参考にさせていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。 |
あると便利なダウンロード補助プログラム
※ ウェブ ストレージ サービスによってはダウンローダが 使えないところもあります。 |
ウェブ ストレージ サービスを集めたリンク集
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分野別 ファイル交換掲示板リンク集(募集中) |
各サービスの試用レポート調査に利用した環境は主に Windows NT4 + IE4 / Windows 2000 + IE 5 で、 Macintosh では一部利用できないサービスもあるようですが、Mac は持って ないのでよくわかりません。 non-cookie や Java-off や proxy 経由では満足に利用できない サービスが多いです。 サービス内容や制限はしばしば変更されるので、ご利用になる前にお確かめ下さい。 ウェブ上のリソースをユーザスペースにコピーする特殊機能等は 特に調べませんでした。 情報交換などにご利用下さい ウェブ ストレージ マニアックス掲示板 |
2000年3月のメンテナンス以降ウェブの反応も軽くなり、 転送速度も速く、人気を博しています。 転送量にも制限がなく、ファイルが消えたこともありませんが、 利用が集中したためか、トラブルは頻繁に発生しています。 アカウントの申請には住所も記入必須ではなく、 申し込んだその場ですぐに使えるようになり、とても手軽です。 今のところ、ひとつのメールアドレスで複数のアカウントを 申請しても拒否されないようですが、 ID を忘れてしまわないように必ず控えておきましょう。
ファイルやフォルダをシェア/隠蔽するには、
メニューの Sharing から Publish to Web / Remove Web Access で
設定します。
URLを得るにはいくつかの方法がありますが、
個人宛に URL をメールで知らせる方法では、
URL はファイルやフォルダの「properties」を見ればわかりますが、 JustOn のファイラー画面を経由せずダイレクトにダウンロード可能な URL を 得る方法もあります。このダイレクトURLを使えば時間のかかる大量ダウンロードを プログラムに任せてしまえますが、 公式な方法ではなく将来的な動作の保証もないことを 理解した上で利用するようにしましょう。 (詳しくは MovieMart FAQ の Download の JustOn の項を参照) 複数のファイルを公開する際に、シェアの設定がファイル単位ではなく フォルダ単位になっている時には、 起動トリガとしてブラウザ上でのクリックを検知する NetVampire や GetRight 等のプログラムを用いると、 ダイレクトダウンロード URL をダウンローダに引き継いで任せることができます。 ただし、ファイル名が JustOn での ファイルID である数字になってしまうことが あるので、ダウンロードの際に表示された URL に /FileName.Ext を補う必要がある場合もあります。 JustOn のJavaアプレットは、ブラウザの font 設定によってはボタンが隠れてしまうことがありますが、 ウィンドウを拡大させれば見えるようになります。 Novell系企業の思想なのか、消したファイルはゴミ箱に保管されますので、 ゴミ箱の中のファイルが消費する容量にも注意しましょう。 |
初期容量が大きく、転送もまずまず速く、匿名性も守られており、 不特定多数への複数ファイル公開には手軽で便利です。 保存期間が過ぎるとファイルが消えるらしいので、 消えては困る物の保存は要注意です。 無料ユーザの保存期間は最長で10日間です。 C2Sは、短期間のシェアにのみ存在価値があると考えるべきです。 ひとつのアカウントで複数の BOX(フォルダ) を設置でき、 BOX 単位で unlock キーを設定できます。 BOX から pickup (download) されるたびに自分に mail で知らせる オプションもありますが、場合によっては大量のメールが届くことに なるので要注意です。現時点では作成した BOX 名を変えたり消したり unlock キーを変更したりできません。アップロード (Depost) 時の 複数ファイル一括指定も無効です。
残念なことにトラブルが頻発していて、VB-Script Error や Out of Memory を 見せられ続けると、ちょっとげんなりしてきます。
ここのファイルリスト/ダウンロードは広告表示のために独特のものなので、
サンプルが用意されています(
click2preview
)。
※注 2000年5月より、ダウンローダが使えなくなった模様
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初期容量は同種のサービスに比べて多くはありませんが、 10回目のログインで 10MB 増え、あとは1人加入者を紹介するごとに 5MB ずつ容量が増えます。 アップロードはファイルを一度に5個まで指定できて進捗表示もありますが、 シェアするのはファイル1個ごとに URL を自分宛にメールで送る方法で、 数が多いと結構手間です。 ダウンロードする側にとっては、URL をクリックすれば 目的ファイルのダウンロード画面になるので サインアップもログインも要らず、楽ちんです。 上り下りの転送速度は同種サービスの トップクラスでしょう。 ただし ReGet 等のダウンローダは使えません。
シェアしたファイルの URL はこんな感じ
シェアしたファイルには転送量制限があるらしく、 ダウンロードが一定量に達するとリンクが切れるようですが (右がその画面例)、 元のファイルが消えたわけではないので別のメールアドレス宛に新たに URL を発行すれば何回かは復活するかも しれません。 あるいはアップロードしなおさないと復活しないかも? 同一ファイル名だとアップロードしなおしても無理かも? 最終的には、シェアしても最初から Unavailable な状態になり、 シェア用途のアカウントとしては意味をなさなくなります。 別のメールアドレスでアカウントを取得しなおすしかないでしょう。 制限の詳細はアナウンスされてないのでよくわかりませんが、 転送量制限で切られなくても URL の有効期間は7日間です。 転送量制限停止を週に2度繰り返すと、アカウントを停止されるようです。 (※参考: アカウント停止通告) html に記述することで、X:drive のフォルダへ Web からのファイル転送ができるようです。 X:drive を簡単に使える Windows95/98/NT 用のデスクトッププログラム もあるようですが、どちらも使ってみたことがないので使い心地や 用途などは詳細不明です。120日間無利用だとアカウントがなくなります。 |
5個一括アップロードできますが、進捗状況表示はありません。 My Public Files というフォルダの中身は全て自動的に公開され、 パスワード等でのアクセス制限はかけられません。 1アカウントで1公開フォルダで、公開フォルダを複数作ることはできません。 トップページから VISIT ボックスに username を入れるか、URL http://www.netdrive.com/~username/ 形式でアクセスできます。 ファイルは ReGet でダウンロードでき、 専用アプリケーション (Windows 95/98)もあるようですが、 NT/Mac でも Java でそこそこ使えます。 My Picture という公開フォルダに画像ファイルを 入れておくとサムネイルで見せてくれる便利な機能もありますが、 キーワード等で閲覧者制限できず、username さえわかれば 誰にでも見えてしまうのでご注意。 メールアドレスは公開/非公開を設定できます。 便利な機能もあって容量も少なくありませんが、 1日単位の転送量制限があります。 |
www サブドメインの他にも、 pc・ mac・ pda・ linux・ mp3 のどの入口からでも入れますが、 username は各エリア共通のものになりあとからサブドメインの変更はできないので、 アカウント申請は目的の種類のフロントページから行ないましょう。
シェア設定はフォルダ単位ですが、細かくプロパティを設定できます (画面例参照)。
プロパティを見ればフォルダの URL がわかりますが、この例は ここにアカウントがないとシェアしたフォルダは見られません。 ウェブの反応は重く、転送速度はかなり遅い方です。 ウェブ画面が出て Java アプレットが動いても put/get が成功しない こともよくあり、一部のファイルの URL が消えることがありますが、 しばらく待ったりネットワーク接続をリセットするとつながったりします (Javaアプレットのバグ?)。FreeMacSpace があるぐらいだから、 きっと Mac でも使えるのでしょう。
公表されていませんが、どうやら「1日あたり何MB」的な転送量制限があるようです。
※ 必見! 「共有ιょぅょ」 に 詳細な説明があります。 |
アカウントのあるユーザ同士で互いにフォルダをシェアでき、 そのフォルダには別のユーザからアップロードを許可することもできます。 ログインすると前回マウントした別ユーザのドライブが自動的に 接続されています (もちろん切断できます)。 いつも決まった仲間とファイルを交換するなら便利かもしれませんが、 いつも同じシェアフォルダを使って中身を入れ替えていると、 不用意に誰かに何かを公開してしまう可能性もあります。
公開フォルダの URL はこんな感じですが、 メールでの URL 通知には宛先メールアドレスが出ているので 不特定多数への公開には適しません。 http://www.freedrive.com/...&[email protected] (架空のものです) ※ 必見! 「共有ιょぅょ」 に 詳細な説明があります。 |
初期容量は 50MB で、お友達紹介ごとに 10MB ずつ 200MB まで増やせます。 ファイルのシェアを指定するには Windows 95/98 用の専用プログラムで できるようですが、これは NT/Mac では使えないようです。 URL には username が出ます。 転送量制限はあるようですが、どういう制限なのか詳細は不明です。
ftp 転送をサポートしていますが、転送速度は遅い方です。
ftpのurlは ウェブ転送はエラーも出さずに転送が途中終了することがあります。 環境によってはウェブ画面が表示できないこともあるようです。 |
公開用の Share フォルダは来訪者の put/get 対応で、パスワードもかけられます。 https://www.i-drive.com/username 形式の URL か、 または http://www.i-drive.com/ で VISIT に username を指定して ログインすれば共有フォルダの中身を put/get できます。 Web フォルダに html を入れておいて来訪者に見せることもできるようです。 Web フォルダに入れたファイルは iria 等でダウンロードできるようです。 (何度か試してみても、どうもうまく行かないのですが)
ウェブからアクセスすると、画面例のようにフォルダ所有者の登録してある 姓名とユーザ名が表示されます。 転送量制限がありますが、ID を取得して専用ソフトウェアをインストールして あれば sideload (自分のアカウントに転送)することで回避できます。 専用ソフトウェアを使うと複数IDの掛け持ち利用は難しくなります。
おまけ機能: zdnet や mp3.com のウェブから自分のスペースにファイルを
直接転送できるようです。
※ 必見! 「共有ιょぅょ」 に 詳細な説明があります。 |
初期容量は少なめですが、個人情報を提供することで +5MB 増やせ、 紹介したユーザがアカウントを取得するごとに 2MB ずつ 40MB まで増やせます。 単純で反応のいい操作画面。7個まで一括アップロード可、進捗表示あり。 シェア設定はフォルダ単位で、アクセスキーを設定することもできます。
無料ユーザには 1日150M の転送量制限があり、回避方法はありません。
あれ? 日本語ガイドにはファイル単位で共有設定できる
みたいに書いてあるけど、本当にできるのかな。
URL はメール通知形式でこんな感じ(架空のものです)。 |
スペースとしてはちょい窮屈だけど、Yahoo! USA の Brief Case だと動作環境がシビアじゃなくて、転送もかなり速い方です。 ここ からサインアップできるようです。 フォルダ単位で Private / Everyone / Friends (Yahoo-ID指定) のアクセス制限を 設定することができ、URLは、http://briefcase.yahoo.com/username/ という形式。 Album 属性のフォルダに入れた画像はサムネイル表示できます。 メールアドレスや公開してある姓名も外部からの来訪者に知られます。 転送量が制限されるようになったようです。 |
xoom.com のアカウントがあれば使えますが、かなり重いです。 アカウントを取ると、メール/ウェブ 等も使えます。xomm アカウント登録時に 求められるメールアドレスは非 xoom アカウントに限られますが、 そこには xoom からの宣伝メールがよく来ます。なるべく SPAMフィルタリング 機能のあるメールアドレスを登録しておきましょう。 容量は飛びぬけて大きいですが、ファイルをシェアできるのは sharehouse.xoom.com 内だけで、URL を振ることはできても、 xoom にアカウントのない者はメールアドレスを求められるようです。 (そこには宣伝メールは来ないのかな?) また、xoom 内のリストに自動的に公開されるので不特定多数にも見えてしまいます。 他者の著作物やアダルトはアップロード禁止です。 ファイルごとに public/private の設定ができるので、 個人用の物置やアカウント共有するなら外部からの隠蔽は可能です。 |
web, mail, storage合計20MBですが、ツールの世界時計と通貨換算は便利です。 URLが2つあって、[email protected] と [email protected] が同一。 hotmail/outlook のアカウントのメールも拾ってくれるらしいけど、 日本語表示関係は不明です。 アカウントは60日間無利用で expire されるようです。 ファイルは5個まで一括アップロードでき、 http://www.anytimenow.com/guest/ から username・guest_pwd を入れてログインすると、share フォルダに ゲストがアクセスできる形式です。ゲストはアップロードも可能。 username を公開しなければファイルのシェアはできず、 自動的にここのメールアドレスも知られます。 |
ウェブメールのアカウントもついた基本容量は 40MB で、 個人情報を提供すると +15MB になります。 複数ファイルの一括アップロードができますが、進捗状況表示はありません。 ウェブでの自分のフォルダの操作は反応が良く快適な方ですが、 アップロードはあまり軽くありません。
シェアはファイル単位のE-Mailによるアドレス通知形式で、
送達に失敗すると自分宛に返って来るので、
わざと架空アドレスに出して自分のアカウントで見ることもできます。URL は メールアドレスは [email protected]。username を公開しなければ ファイルのシェアはできず、自動的にここのメールアドレスも知られます。 |
グループワーク用ツール(カレンダー等)合計容量。 共有化したファイルのダウンロード中にはウィンドウ操作ができず、 複数スレッドでのダウンロードはできません。 |
メールアカウント付きでウェブも作れますが、アダルトは禁止だそうです。 500MB まで拡張できると書いてありますが、その方法はよくわかりません。 なぜか私のアカウントはパスワードの変更すらできません。
イギリスやスカンジナビア諸国からダイアルアップしなくては アカウントが取れないようで、 私はアカウントを取得できていないのでよくわかりませんが、 シェアしたファイル単位でURLを振れるようです。 専用プログラムを使う無料アクセスプロバイダのようなので、 旅行や出張の際には役立つかもしれません。 |
貴重なftpサポート。ftp はログインメッセージが独特で、 FFFTP ではアクセスできませんでした。 ウェブユースでのシェアはまだサポート されていませんが、 ウェブからは Go!zilla か Getright でダウンロードできるようです。 DAP や ReGet では不可。
紹介した人がアカウントを取ると 5MB ずつ容量が増えるそうです。 アップロードは9個まで同時指定可能ですが進捗状況表示はありません。 どうやら FreeDrive のように複数の アカウントのエリアをマウントして使えるらしいけど、詳細不明です。 シェアフォルダはアップロードも受け付けますが、ダウンロードは ファイル1つずつなので面倒です。 |
容量は多いほうではありませんが、最近は転送も軽くなり、 ちょっとした利用には手軽です。シェアはファイル単位で、 keyの設定が可能です。 |
※ リンクしていただくのは歓迎します。ありがとうございます、
当方への連絡は不要です。